開発備忘録 III(23/05/19)
やりたいことリスト。
Mi-28
作らなければいけないコンポーネント・開発する上での課題は以下の通り。
- 2軸安定化センサータレット
- 機体に対するローカル系での操作と、ワールド系XYでの安定化された操作を両立します。結局はタレットのAzimuth・Elevationに変換されるので、選択式・メモリーでよいかな。
- センサータレット上にミサイル用レーダーを搭載しFCRとしています。センサータレットとは別個にコンポーネントとして独立させた上で相互に情報をやり取りしなくてはならなくなっており、目標情報の受け渡しや目標番号の適切な命名、ロックオン・再ロックなどに課題が残ります。
- 艦船用FCRでも、1つのLuaブロックで手動操作・自動追尾を両立するべきなのか、それとも手動操作が自動操作に割り込むように設計すべきなのかよく悩んでいます。レーダー入力で24ch、Physics Sensorで6ch持っていかれる都合上、1つのLuaブロックで完結させたい場合手動操作に割けるのはOn/Off信号のみになってしまうんですよね。
- 余裕があったら1つのLuaブロックで手動操作・自動追尾をこなす統合型センサータレット/FCRを開発してみることにします。
- アビオニクス
- 前席・後席の操作内容を入れ替えたり、後席のみで操作を完結させたりするためのモードチェンジを実装しました。
- HUD1枚、モニター1枚に操縦や戦闘に必要な情報をすべて表示させ、タッチ操作も活用するアビオを目指しています。
- 3x3のモニターをカメラで撮影してからXML編集で2倍に拡大した1x1のモニターへと投影している都合上、画面のうちタッチ操作が可能な範囲が限られる上、タッチ座標を適切に変換しなくてはならなくなっています。決め打ちで書けるように作らないとちょっと面倒かも。
- 弾道計算機
- 固定武装の30mm LACのために、レーザー測距・レーダー管制を両用できる弾道計算機を自前で開発します。
- 前作は風速補正の謎を解明せずに作ってしまったので、今度こそ母機の移動中に移動目標を偏差射撃できるよう設計し、タレット側の工学的遅延も繰り込んだ高精度な射撃を実現します。
- ロケットポッドはふるにんさんのForward Ballistic CalculatorをHUDに表示し、前席後席ともに操作できるようにする予定です。
- ハードポイントセレクター
- 再装填可能・投棄可能なコンパクトな兵装管理システムをLuaで構成し、固定武装とも統合します。
実装順は明確で、センサータレット/FCRの基本動作を作り終えてからでないと次に進めないでしょう。面倒だな……